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CITRUS AURANTIUM
シトラスアランティウム(ダイダイ)
ポストガルシニアとも呼ばれる
柑橘系のダイエットハーブ
 
会社概要・沿革
素材紹介

ダイエット
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概要

Citrus Aurantium(シトラスアランティウム)は、和名ダイダイと呼ばれる柑橘系の植物で、「だいだい色」の言葉からも解るように古くから日本人に親しまれています。中国では遠い昔から消化不良や便秘、心臓疾患など様々な病気の治療に用いられて来ました。現在では、アメリカにおいてダイエット食品として注目されており、業界ではマオウ(麻黄)やガルシニアに変わるものという声もあります。

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有効成分

シネフェリン(Synephrine、アドレナリン作用性アミンの一種)

【生理的作用】

  • 貯蔵脂肪分解の促進
  • アミノ酸の筋肉への取り込み→筋肉強化
  • 軽度の空腹抑制効果
  1. 有効成分がβアドレナリン受容体を活性化し、GTPというエネルギー物質を合成します。
  2. このGTPのエネルギーを使い、cAMPという物質が合成されます。
  3. cAMPによりタンパク質キナーゼが活性化され、ホルモン感受性リパーゼがリン酸化されます。
  4. このホルモン感受性リパーゼは、貯蔵脂肪を分解し、エネルギーに変えます。
  5. 貯蔵脂肪がエネルギーとして使われる代わりに、摂取したタンパク質が筋肉に取り込まれます。
  6. 有効成分=アドレナリンに作用 → 交感神経が若干興奮 → 空腹中枢を抑制

(詳細は生理作用を参照してください)

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製法

シトラスアランティウム果実の皮を、エタノールで抽出します。これを減圧しながら乾燥させ、粉状にしたものが製品です。

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安全性

急性毒性 LD50値:48±4.3g/kg(マウス静脈注射)
     人間(60kg)に換算すると約3kgになります。
不耐症については報告されていません。

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外観と特性

性状:赤茶色の細かい粉末

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生理作用

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歴史と現状

和名:ダイダイ  英名:Sour Orange、Bitter Orange


ミカン科ミカン属の常緑高木で、樹高は3mほどにもなります。インド・ヒマラヤ原産で、暖地に栽培されることが多く、日本の主な産地は山口、愛媛、和歌山、静岡などです。主に正月のしめ飾りに使われています。
日本には古くから伝来し、「記紀」によると、第11代垂仁(すいにん)天皇の不老長寿の霊果を求めよという命を受け、田道間守(たじまもり)が中国から持ち帰ったものが、このダイダイではないかと考えられています。
中国の民間療法ではその未熟果実を枳実(きじつ、Zhi Shi)と呼び、消化不良の治療に一般的に使われました。また、胸焼け・腹痛・腹部膨満感の緩和、芳香性苦味健胃薬、去痰薬、心臓病の治療薬としても使用されているそうです。一方西洋医学でも、胃液分泌を促進するハーブとして考えられてきました。
果実は球形で、時には果梗部の突出するものもあり、12月から2月頃までに橙黄色に熟します。しかし、そのまま収穫せずにおくと夏にかけて再び緑色になるので、別名「回青橙」とも呼ばれます。このことから、新旧の果実が同時に同じ樹になるので、子孫繁栄を意味した「代々(だいだい)」の名がつきました。
果皮は厚く、種子は多いのが特徴です。果汁は酸味が強く、苦味を呈するので、生食には向きませんが、ポン酢(果汁)、マーマレード(果皮・果実)の原料になります。

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製品規格書

原材料名: Citrus Aurantiumの果実
規格:  シネフェリン(Synephrine)4%以上
性状: 独特な味と香りを持つ、薄茶色または茶色の粉末
抽出溶媒: エタノール水溶液
賦型剤: 使用せず
メッシュサイズ: 80メッシュ
重金属: 20ppm 以下
微生物検査:
   一般生菌数
   真菌数
   大腸菌
   サルモネラ菌

1,000 cfu/g以下
100 cfu/g以下
陰性
陰性
保管方法:

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冷暗所にて。直射日光はお避けください。

 

FAQ

  1. 果実はどこで収穫されるのですか?
    現在、中国を初めとする数々の国で栽培されていますが、このシトラスアランティウムは、気候が穏やかで暖かいインドで栽培、収穫されています。これをアメリカ合衆国で、厳格な管理のもと、抽出・加工されています。
  2. シトラスアランティウムは安全ですか?
    アメリカでは様々なダイエット食品が流通していますが、その中には健康を害す、危険なものも存在します。その一つ、麻黄はその食欲制御効果と刺激特性によって、急激にアメリカでは広まりました。しかし、これは副作用と他の物質との悪い相乗効果から、避けられるようになりました。
    一方このシトラスアランティウムは、古来中国で漢方薬として使われています。また、西洋医学でも、胃液分泌を促進するハーブとしての歴史があり、不耐症や副作用の報告はありません。また急性毒性も、成人男性(60kg)で程度で100gほどを一度に食べても全く悪影響は見られませんでした。
    日本では、昔からこのダイダイを爽やかな苦味や、だいだい色着色料として食品に使われてきました。このことからも、シトラスアランティウムの安全性を証明できます。
  3. シトラスアランティウムを、どのくらい食べたらよろしいですか?
    シトラスアランティウムの効果の研究はいくつもありますが、そのほとんどが「1日約50〜60mgのSynephrineを食べると効果がある」と報告しています。よって、このエキスパウダーでは、1日に1.5〜2g程度が理想的です。
    ある研究ではこの処方を用い、故意の食事制限なしで、1ヶ月で約3kgも体重が減少したとの報告があります。これは、シトラスアランティウムの効果で体内の脂肪が減少したということを証明しています。

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この資料はアルファリンクにて作成しました。転載等を希望される方は、あらかじめ弊社、アルファリンクまでご連絡頂きますよう、よろしくお願い申しあげます。

 

     

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